相談したいけど、一体何を持って相談にいけばいいの?
当事務所へのご相談に限らず、交通事故についてのご相談を
どこかで受けたいなと思ったら、
ぜひ、準備してもらいたいモノ(資料)があります。
もちろん、これらの資料が無くても、交通事故の相談でアドバイスを
行うことはできますが、ご相談者様が少し準備をすることで、
私たちもより具体的にご相談者様のニーズにあったアドバイスを
行えます。時間と相談料を有意義に活用するためにも
どうぞご参考にされてください。(^^)
◆交通事故証明書
交通事故に遭ったら、まず警察を呼んで実況見分を行います。
物損事故でも人身事故でも、この事故の様子を記録に残します。
それが、交通事故証明書や実況見分書です。
交通事故証明書は福岡県警内の交通安全センターで
発行してもらえます。(1通540円)
コレは郵便請求も出来ます。
◆ご相談者様や同居のご家族がご加入の保険証券
たとえ車同士の事故でなくても、最近の自動車保険(任意保険)は
歩行中にもご自身やご家族がご加入の任意保険でケガなどの補償を
行ってくれるという『特約』が増えております。
たとえば人身傷害特約や弁護士費用特約は使ったとしても
等級のダウンがありませんので、ご相談者様のご負担が軽くなることも
あります。ただし、契約の内容(約款等)が各損害保険会社によって
違いますので、確認が必要ですので、証券(契約内容の書かれたもの)が
あると、相談の時に確認させていただきます。
◆傷病名や通院の記録(人身事故の場合)
人身事故の場合、傷病名(ケガの名前)や通院の記録など
ぜひ記録やコピーやメモを残しておくことをお勧めしております。
これは、事故によって、どのようなケガをして治療を行っているか、
後遺障害の認定等の相談には重要です。
診療明細報酬書(レセプト)などのコピーをとっていらっしゃる方も
おられます。資料は多い方がより的確にアドバイスを行うことが
できますので、お医者様との会話など(どのくらいで治りそうなど)
メモ魔になりましょう。
◆後遺障害診断書または等級の認定書と理由書
これは、万が一、ケガが治りきれなかった場合に、医師からかいてもらった
後遺障害の診断書、また、等級が認定されたのであれば、等級が書いてある
認定書とその認定に至る理由が書かれてある理由書をお持ちください。
ご相談者様の後遺障害として残っている症状が、後遺傷害の認定と照らし合わせて
妥当なのか、検証させていただきます。
その際に、異議申立(もっと上位の等級になるはずだ、と申し立てること)が
可能かなどもお話させていただきます。
◆相手方の保険会社が提示してきた資料など
通院が終わったり、ある程度時間が経つと、相手方の
損害保険会社(もしくは共済)が賠償金額について話し合いを
行うために、賠償額を提示してきます。
この場合は、保険会社が提示してきた金額がどのようになっているのか
検証することが出来ますので、どうぞお持ちください。
・・・などなど、他にも相談を受ける時に、ご相談者様に合わせて
こちらから、『この資料も持ってきてくださいね。』と指定することもあります。
一見、自分ではコレいるかな?と思うようなものでも、
アドバイスを行う上で、大事な資料であることもございますので、
ご相談の時にはどうぞお持ちください。